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音と空間の関係

今日は

Akaneです。

友人が、バッハの演奏が時代によってどのように変化していっているか、

ということを研究していて、研究内容を少し発表するということで

聞きに行きました。

楽器が変わってしまうと、奏法がまるで変わってしまうため、大変だと思います。

そこが面白いところでもあるのですが…。

ところで、声の場合は、楽器は変わりませんよね。

声帯は変えることができないですから…。

でも、 声の出し方によって、

いくらでも楽器を

変化させることができます。

どういう歌唱法が一番合うのか、

どう話し方が一番合うのか。

決め手となるのは

・空間の大きさ

・環境

・時代

と思います。

天井が高く石造りで、

よく響く教会なのか、

石造りでも

狭い空間なのか、

広い空間なのか。

日本家屋のような

木造なのか。

外なのか。

マイクのような機材があるのか

マイクも近くなのか遠くなのか

こういった条件によって、

声の出し方、歌い方は変わってきます。

例えば、

よく響く教会でしたら

音符の長さを少し短めに歌ったりしないと

残響が残ってしまい、

音が濁ってしまいます。

石造りでも狭い空間でたら

そんなに大きい声は必要としません。

でも3000人の入る大きな空間だったらパワーが必要です。

マイクの場合、

息を吸う音など、

ノイズが入ることにも気を付けなければいけません。

どういう空間なのかによって、

それに合う声は変わってきますし、

その声に合わせて

音楽が作られてきたんだろうな

という風に思っています。

雅楽を聴くとやはり外で演奏されるものだなあと思いますし

歌舞伎を見ると木造の建築に合う音だなと思いますし

三味線を聞くと、畳の空間が合うなと思います。

そして、時代によっても変化していくものだと思います。

声も時代によって場所によってどんな声を使うのか

変わってくるのだと思います。

何より、人の声はかなり変えることができます。

普段話している声や歌っている声は、

あなたの魅力のごく一部です。

自分の

「声の引き出し」

を増やすことによって、

より多くの表現が出来るものだと思っています。



今日はこのくらいで

オーロラ・ヴォイス Akane でした。

お体大切に

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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