こんにちは
音程が取れない、取りにくい、というご質問を受けたので
こちらに書いてみたいと思います。
音程が取れない場合は、どんな時でしょうか?
音が繋がっている時より、
音が飛んでいる時、
が、圧倒的に多いように思います。
では、どんな音の幅が、取りにくいでしょうか。
統計を取っているわけではありませんが、
あくまで経験則です…。
まず、上がる音より、下がる音の方がとりにくい。
そして、4度、5度(大まかにいうと、4つか、5つ)離れた音程。
これが多いです。
一番取りにくいのが、4度幅で下りるとき、です。
私は、軽量記譜、という昔の楽譜の読み方の勉強会に通っているのですが、
そこでも4度下りるのが一番取りにくい、という話しになります。
軽量記譜??と思われた方もいらっしゃると思います。
すごく昔の楽譜で、
音符が丸では無く、四角であったり、
小節線が無かったり…。
とにかく、昔の楽譜、400年以上前の楽譜は今と全然違って、読みにくいんです。
戦国時代とか、室町時代のころの楽譜です、
そのころの古文書も、読めないのと同じだと思います…。
色々違って難しいですが、面白いです。
ちなみにウィキペディアではこのように紹介されています↓
https://en.wikipedia.org/wiki/Mensural_notation
さて、音程の話しに戻りますが、
次の音を歌う前に、その音が頭の中で鳴っていますか?
私は歌う前に先に音が、頭の中で鳴らない場合は、音が取れません。
しかも、1つの音、で考えると難しく、
和音(ハーモニー)でイメージするようにしています。
和音(コードとも言いますね)が頭でちゃんと鳴らせたら、余裕で音が取れますが、
多分これは難しいです…。
和音の何となくの雰囲気をイメージし、歌う音をイメージすると、
音程が良いところに行きやすくなります。
和音がイメージしにくい時は、音が飛ぶ場合、
例えばドからファ、に行く場合
ド の後に頭の中でレ・ミ、を鳴らしてから、ファ、を歌います。
間の音を入れるんですね。
忙しいですけれど、これは取りやすいです。
あとは、声の出し方で、音程が届かなかったり、ということもあるかもしれません。
特に下りる音は、体が緩みやすく、音が抜けてしまいがちになります。
そうすると、バランスが取れなくて、声の出し方が崩れて、音程もずれてしまう、
というパターンです。
とにかく、音程を取るのは、なるべく和音を感じながら歌うというのを
私はおススメします。
今日はこのくらいで
オーロラ・ヴォイス Akane でした。
お体大切に
最後までお読みいただきありがとうございました。
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こちらを音声でも解説しています!!
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