高音４　～「い」の発音～

こんにちは

高い音を出しやすくするために

すこしずつコツをお話しています。

中でも、舌のリラックスは

高い音を出す上でも大切な要素です。

今回は高い音、というよりも、普段の発音の

舌の位置

を確認してみましょう。

あいうえお（aiueo）

の「い　i」

と言ってみてください。

この時の

舌の位置を確認してみましょう。

まず舌先は…

• 舌の前歯の後ろに軽く置かれてある

歯と舌先に隙間があるのは、舌の奥に力が入っています。

そして、

• 上の歯の奥歯に舌が触れている。

• 舌の真ん中は窪んでいない。

• 舌には厚みがある状態。

• 下あごで舌を押し上げていない。

こんなに高い位置に舌がない、

という方は舌のどこかに力が入っています。

舌に力が入ると、舌は、引っ込んだり、下に下がることもあります。

では

舌をリラックスさせるには…。

についてお話していきます。

舌をリラックスして動きやすくするには

下あごや、下唇

この辺りはリラックスして、使わない、

と思ってください。

使うのはそれよりも上です。

小鼻の横、何か匂いをかぐ時などにクンクン、

と鼻を動かすところです。

そこを、指で押さえて、

上に引き上げます。

その時に

顔だけでなく、口の中も引きあがるようにしてみてください。

（上あごもリラックスです）　

これで、下あごと舌の力が取れやすい状態になります。

そして、このままキープできるようにします。

このときに、頬も一緒に引き上がるように顔の筋肉が使えると

さらに良いです。

これで、舌の力が取れて高音が出やすくなるだけでなく、

顔のリフトアップになり、美容効果も期待できますよ！

このまま

先ほどの

「い　i」

を発音してみてください。

少し感じが違う方もいるかもしれません。

舌が動かしやすくなっていましたら、力が抜けてきた、ということです。

このまま

「おはようございます」

など

何か話したりして、この状態に慣れてみてください。

この状態から歌っていけるようになると、

高音にいきやすくなります。

ただし、

高音になると、口が開きますので、

舌と上の奥歯は離れていきますが、それはまたの機会にしたいと思います。

今日はこのくらいで

オーロラ・ヴォイス　Akane でした。

お体大切に

最後までお読みいただきありがとうございました。

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