発表会とコンクール、どちらに出る？

こんにちは

音楽を人と比べること。

そして、他人から見た自分が良く分かる、

これが音楽コンクールなのかなと

思います。

音楽に拘わらず、

コンクールやコンテスト、というものについて

どう思いますか？

また、学校の成績順位はありましたか？

私は、中高の時、成績があまり重要視しない学校だったので

成績の順位はありませんでした。

テストを受けると平均点は教えてくれるけれど、

それくらい…。

いまだに、何の教科が出来て、何が出来てなかったのか、

そして、学年でどのくらいだったのか、

全然分かりません(笑)

勉強できたのか、出来てなかったのか、

成績も、簡単にしか無かったので、

良く分からないのですよね…。

どちらかというと、

自分で考えたり、

その考えを発表をしたり、

ということを重視していたように思います。

でも、それで良かったかなと

思っています。

そして、

大学に行ったときに、

成績がしっかりつくようになり、

そこに

逆に驚きました。

学年の中で自分がどのくらいなのか、分かりやすい、

と思いました。

今まで、自分が勉強できたかどうかも分かっていなかった、

（気にしていなかったとも）のですから。

ここで、初めて人と比較する状況になって、

他人から見た自分の位置が嫌でも良く分かりました。

でも…

この自分の位置が分かる感じが、

ちょっと気持ち悪かったのを覚えています。
　

なぜ気持ち悪かったかというと、

自分の位置が分かるのですが、

自分も、この１つの強力な物差し

に縛られてしまう感じがしたからなのです。

成績の物差しが無かったときは、

もっと、他の性格、個性だったり、

興味のあること…。

色々な物差しが存在していたように思います。

１つの、しかもとっても大きな物差しが

急に幅を効かせてきた感じがします。

でも、ここで人を意識せず、

自分の位置を知りたい方には、

コンクールに出ることを

おススメします。
　

最近は大人のコンクールも増えてきました。

人との競争というよりも、

目標として取り組む。

コンクールを鏡にして、

自分の音楽と向き合う、

という方もいらっしゃいます。

そして、

人と比較したくないけれど、

何かしら目標がほしい、

という方は

発表会、おさらい会等の

評価のつかないもの

が良いように思います。

それでも人に聞かれて何か言われる

のですが…。

とにかく、コンクールは、

ある程度

人と競う、

競争性

のある人が向いていて、

人の物差しと

自分の物差しを

比べることも出来ます。

でも、

発表会は

自分と向き合う、

というのが強いかと思います。

自分の物差しを

確認しながら、

自分の音楽と向き合う

ことになるでしょうか。

また、

自分の中に物差しがあって

こんな下手では

発表会に出てはいけないのではないか？

という方もいらっしゃいます。

でも、この「出てはいけない」

物差しは

あまり必要無いと思っています。

もちろん

お金を取る演奏会は別かもしれません。

でも、そうでないなら、

ちょっと勇気を出して、

人前で演奏してみても

良い思うのです。

皆さんはどのように思われますか？

今日はこのくらいで

オーロラ・ヴォイス　Akane でした。

お体大切に

最後までお読みいただきありがとうございました。

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